【道端】アカイエカ
- Taiju YONEDA
- 2023年5月27日
- 読了時間: 1分
2023.05.10 (水) 部屋の壁
部屋の壁でどうどうと休んでいたので、逮捕した。
敵と戦うためには、まず敵を知らなくては。ということで、拡大観察。
まず驚くのは針の太さです。知らないうちに皮膚を貫通して血管から血液泥棒をはたらいているので、さぞかし細い注射針があるのだろう。しかし予想に反し、触角や体毛と比較して口吻はそれなりに"しっかり"した構造です。脚と同じくらい太いようにも見えます。針を刺しても折れない強度を出すためでしょうか。「ヒトが蚊に刺されても気づかないのは、針と同時に麻酔のような唾液を注入しているから」と言われていますが、こんな太そうな針を刺さってるのに、ヒトの皮膚は鈍感すぎないだろうか。恐るべき麻酔の即効性。
左右の複眼は頭部の下で繋がっていて、下までよく見えているようです。
首はよく繋がってるなってくらい細い。口吻よりも細いんじゃないでしょうか。

胸部は思ったよりがっしりとしています。体型全体として例えるなら、ヘリコプターのよう。高さ方向にも体積のあるコックピット部分が胸部で、細い尻尾(テールブーム?)が腹部のイメージです。脚の付け根の関節も大きく、たくましい。動画で観察していると、飛翔する瞬間に脚を伸ばしてジャンプしているようにも見えました。
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