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【道端】カラスノエンドウ

  • 執筆者の写真: Taiju YONEDA
    Taiju YONEDA
  • 2023年2月12日
  • 読了時間: 1分

葉は左右に同じタイミングで生える対生で、つる系のソラマメ属の雑草です。マメ科の植物は根に根粒菌が共生していて、大気中の窒素を地中に固定するのに役立っている。と、高校の地理で覚えた気がします。観察しても、根っこの最近は見えませんが、それよりもアブラムシに群がられている固体が多いです。そのせいか、アリもよく見かけて、もう少しあたたかくなるとテントウムシも寄ってくるのだろうと推測しています (また春に追記) 。他のいろいろな生きものに利用され、他種との結びつきが特に強い植物だと思います。

葉は丸い形状です。先端付近で真っ二つに折りたたまれた葉の一群を持っていることがあります。開く前の葉だと思いますが、完全に降られた状態から、どうやって開いていくのでしょうか。詳しく観察してみたいです。


2023年2月 植え込み・日向

1月ごろまで寒くてどこにも見当たらなかったアブラムシやアリがカアラスノエンドウ付近で見られるようになりました。


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